ゲストに喜んでもらいたい・・・そうだ!ケーキをバイキング形式にしよう!
こう考えるご夫婦。意外と多いんです。私も数組のケーキバイキングを見てきました。確かに華やかでゲストも喜ぶのですが、どうしても知っておいて欲しいことがあるんです。
それは、メリットだけじゃなくてデメリットもあるんだよ。ということです。
ケーキバイキングが可能な条件
人気な感じなのに誰もがケーキバイキングをする訳じゃないですよね。それもそのはず。実はケーキバイキングができる会場とできない会場があるんです。
具体的には以下の通りです。
1.広いガーデン
ケーキバイキングをする場所はガーデンです。
披露宴会場ではテーブルや余興スペースにより場所がありません。ゲストハウススタイルで、披露宴会場の外にガーデンが広がっている会場のみ可能です。
または、最初からゲストに対して規模の大きい会場を選ぶ方法もあります。この場合はゲストの数に対して会場費用が高くなることを覚えておきましょう。
2.ゲストの数が多すぎない
例えばゲストを100人呼んだとしましょう。
100人がケーキバイキングに殺到すれば収拾が付かなくなります。大人数分のケーキを置く場所も確保しなければなりません。当然ながら食事の時間も長くなります。
50人前後の小~中規模のゲスト人数でのみ可能だと考えましょう。
ケーキバイキングの注意点
さらに、ケーキバイキングにはデメリットがあります。このデメリットのため、金銭的・時間的に余裕のあるご夫婦にしか実現できないんです。
1.値段が高い
たくさんのケーキを用意しますので、追加金額が発生します。
規模や人数にもよりますが、10万円~を考えて下さい。もちろん、ウェディングケーキとは別料金です。
2.100%あまってしまう
実際にケーキバイキングをしたご夫婦の結婚式に参加したことがあります。また、結婚式場で働いていた際にバイキングの片づけをしたことがあります。
その結果、
ほぼ半分があまる
ことが分かりました。
- 男性はあまり食べない
- それまでにたくさん食事をしているので、ほとんと食べられない
- 面倒だから外に出ないゲストが居る
の3つが理由です。
そもそも、通常の料理プランに入っているスイーツも意外にあまるんです。それだけ無駄なお金を払うことになります。勿体無いと思いませんか?
3.新郎新婦は写真撮影時間
ゲストがケーキバイキングに殺到しているから新郎新婦は食事の時間。と思うじゃないですか。
人が減るまで待とう。と思っているゲストの写真撮影時間になります。もちろんガーデンでの撮影になりますから夏は暑く冬は寒いです。ドレス姿では移動も大変です。
披露宴の後半で行われますから疲れも出ます。転倒する花嫁も少なくありません。
まとめ
色々と書いてきましたが、余興の少ないご夫婦、ゲストが30名~50名のご夫婦には非常にオススメです。
それだけゲストに喜んでもらえるんですよ。見た目も華やかですし、選べるというのがゲストには嬉しいんですよね。
ちょっと贅沢な結婚式を考えているのなら、ケーキバイキングを考えてみてはいかがでしょう。ただし、会場選びは慎重にしましょう。できればガーデンも壁や木に囲まれた風の通らない作りが良いです。