結婚式本番は緊張します。どれだけ準備をしていても、当日の準備を疎かにすると思わぬ失敗をする可能性があります。
特に新郎は「謝辞」「来賓への挨拶」など、場を引き締める役割があります。
そこで今回は新郎が結婚式当日に準備しておくと便利なものを10個ご紹介します。私も準備し忘れて後悔したものがあります。あなたも同じ状況にならないよう、事前準備を行いましょう。
1.新郎が結婚式当日に準備すべきアイテム10選
では詳しくご紹介します。
頭痛薬
結婚式当日は常に緊張しています。緊張し続けると交感神経の働きが活発になります。筋肉が固くなり血流が滞るため、頭痛の原因になります。挙式中は良かったのに披露宴で体調が悪くなる人が居るのもこのためです。
いつも使っている頭痛薬を持参しましょう。
アルコール対策
披露宴で新郎新婦はほとんど食事ができません。ゲストの相手をしなければなりませんから、食べるタイミングが無いためです。
しかし、ゲストからのお酌を受けなければなりません。一口飲んでテーブル下のバケツに入れたとしても、それなりのお酒を飲むことになります。
空腹でアルコールを摂取すると吸収が早くなり、悪酔いの原因になります。披露宴で酔った新郎が失敗するケースは珍しくありません。
休憩中に水分を摂る・ウコン系のドリンクを飲むなどのアルコール対策ができる準備をしておきましょう。
ちょっとしたお菓子
今、お話したように披露宴では食事がほとんどできません。1日のほとんどを空腹状態で過ごすことになります。披露宴後半では体力が無くなってしまう恐れがあります。
挙式前、休憩時につまめるお菓子を用意しておきましょう。ウィダーインゼリーのように水分も摂れるタイプがお勧めです。
謝辞のメモ
新郎挨拶のポイントは「話を止めないこと」です。自信が無いのなら短い内容にし、締めくくってしまった方が印象が良くなります。
しかし、どれだけ覚えておいても本番で頭が真っ白になることがあります。そこで挨拶文や謝辞を書いたメモを持参しましょう。メモを読むことは結婚式の進行が止まってしまうほどのデメリットではありません。
時間潰し用のアイテム
あなたが新婦と同じ時間に式場に向かうのなら、1~2時間は「待ち状態」になります。新婦の準備を見ていると緊張してしまう新郎が大勢居ます。緊張を紛らわすため、文庫本などの時間潰し用アイテムを準備しておきましょう。
マイカメラ
挙式前からカメラマンが撮影を開始します。しかし、貰えるデータ枚数には限りがあります。自分たちでもタイミングを見て撮影するとお得です。
披露宴で新郎新婦が自分のカメラをテーブルに置いておくことも増えてきました。一眼レフだと荷物になるため、コンパクトタイプのもの・ミラーレスがお勧めです。
ウェディングプランナーへのプレゼント
「仕事として関わったウェディングプランナーへプレゼントを渡すのはどうなの?」と思われるかもしれませんが、1,000円程度のちょっとしたものを渡すのはお勧めです。結婚式は大事な思い出です。ウェディングプランナーの笑顔もあなたの思い出にプラスになるでしょう。
ハネムーン予約等で再び結婚式場を訪れる際に対応が良くなる効果もあります。
新婦へのサプライズプレゼント
披露宴後、新婦に何かしらのプレゼントを渡しましょう。ネックレスなどの小さなアクセサリがお勧めです。
先ほどもお話しましたが、結婚式はずっと覚えている大きな思い出です。そこでプレゼントを渡すことで何十年先まで新婦から喜ばれる結果となります。
御礼用の封筒
受付・余興担当用の御礼をご準備されていると思います。しかし、結婚式は新郎新婦の知らないサプライズが始まることもあります。事前連絡ナシに「私も余興に参加するよ。」と言う友人も居るでしょう。
そういう場合でも御礼を渡せるよう、封筒は2枚ほど準備しておきましょう。
整髪料
新婦にはメイク担当が付きますが、新郎には付きません。基本的に髪のセットも自分で行います。披露宴では余興に参加することになり、髪の毛が乱れてしまうケースがあります。休憩中・二次会前に再セットするためのグッズを準備しておきましょう。
2.私が本当に必要だと感じたもの
上記した中で私が必ず準備して欲しいと思うものが、
- 頭痛薬
- 謝辞のメモ
- 整髪料
の3つです。
私は披露宴から二次会が終わるまで頭痛に悩まされました。たまたま酔い止めを持っていたため、それを飲んで対処しました。体調不良だとせっかくのイベントが楽しめません。
謝辞も想像以上に緊張しました。私は1ヶ月前から練習していたため、滞りなく話すことができました。しかし、突然頭が真っ白になるのはありえるケースです。メモを持っているだけでも不安が無くなりますよ。
披露宴中、友人たちはお酒も入っていることから異常に盛り上がります。新郎の頭をクシャクシャにすることもあるでしょう。結婚式+二次会の写真は一生残ります。子供たちにも見せることになります。どうせなら格好良い姿を見せたいですよね。髪の毛をセットできるアイテムは必ず準備しましょう。
まとめ
謝辞を考えずに本番を迎えた新郎を見たことがあります。オロオロした態度は何とも頼りなく見えるものです。
ゲストの皆さんは新郎新婦の幸せな姿を見ています。新郎が堂々としていれば、それだけでゲストの満足度が高まります。
そのために当日用の準備を疎かにしないようにしましょう。