ご結婚おめでとうございます!次は結婚式のことでお悩みかと思います。
「具体的な内容は決めていないけどほんわかした空気のアットホームな結婚式にしたい!」と、お考えではないでしょうか。その中には「誰もが笑顔」「幸せを届けたい」などの気持ちがあると思います。
しかし、結婚式は具体的な内容を考えて契約しないといけません。アットホームな結婚式を挙げるために高級ホテルウェディングを選ぶ必要はありません。(もちろん高級ホテルウェディングでアットホームな結婚式は挙げられますが、アットホームだけを考えれば高い式場を選ぶ必要はありません。)
アットホームとは何か。アットホームにするためにはどうすれば良いのか、を知っておけば結婚式場選びも楽になります。
そこで今回はアットホームな結婚式にするための具体的なポイントをお話します。ご参考になれば幸いです。
1.ゲストと新郎新婦の距離感
アットホームの正体は「距離感」です。
距離感には
精神的な距離感
実際の距離感
の2つがあります。
精神的な距離感とは一体感のことです。ゲストが不満足だと一体感は生まれません。
実際の距離感とはゲストと新郎新婦の近さです。新郎新婦と話す時間が無ければあなたたち2人の幸せはゲストに伝わりきりません。
新郎新婦とゲストの満足度の高い、気持ちが通じあうアットホームな結婚式にするため、まずは以下の4点を守りましょう。
1-1.仲間ハズレを作らない
高校時代の友人グループテーブルに1人だけ別のゲストを入れていませんか?そのゲストは気を使ってしまい、結婚式を楽しく過ごせないでしょう。緊張して疲れてしまうかもしれません。
それなら、1人や2人のグループだけを集めたテーブルを作るようにしましょう。それぞれが単独なら「私も1人なんです。」と会話ができるようになります。
別グループのテーブルでも、そのグループが気さくに話してくれる人たちなら良いでしょう。間違っても親戚の中に友人ゲストを加えてはいけません。
1-2.身内ネタを入れすぎない
一部の友人だけに伝わるエピソードを加えすぎてはいけません。その間、他のゲストは置き去りになってしまうからです。
生い立ちムービーで紹介する程度に収めましょう。
それよりは、ブーケプルズやフォトサービスのように、たくさんのゲストが参加できるイベントを加えた方が全員が楽しめる結婚式になります。
1-3.ゲストと話せる時間を長くする
余興や演出を入れすぎて、ゲストが新郎新婦と話す時間が無くなっていませんか?
それよりは、時間を余らせて新郎新婦とゲストが会話する時間を作った方が一体感が出ます。ゲストも新郎新婦に祝福でき、結婚式の目的を果たせたことで笑顔になります。
特にサプライズのイベントは嫌うゲストも大勢居ます。無理をして余興を入れても値段の増加につながります。
TIPS:
ゲストシンガー10万円、フラッシュモブ20万円、花火5万円~です。
1-4.ゲスト人数に合った披露宴会場
ゲストの人数が50名なのに、70名の披露宴会場を押さえる必要はありません。新郎新婦とゲストとの間に余分な空間が空いてしまうからです。
また、披露宴会場は広ければ広いほど値段が上がります。ゲストの人数ピッタリ、若しくは少しだけオーバーする程度の披露宴会場にしましょう。
2.ゲスト単価を上げる
結婚式にはたくさんのお金が掛かります。凄くざっくりまとめてしまうと、
新郎新婦に使うお金
ゲストに使うお金
の2つに分けられます。
新郎新婦に使うお金とは、衣装やブーケなどの飾り代のことです。
ゲストに使うお金とは、料理・引き出物など、それ以外のほとんどの物です。テーブルクロスのレベルなどもゲストに使うお金と言って良いでしょう。
良い結婚式とはゲストが喜んでくれるものです。「ゲストが120%満足する結婚式」をすることで、失敗しない結婚式になります。
ゲストが喜べば、あなたたちへの祝福も大きなものになります。お互いが幸せなら一体感が生まれ、アットホームな結婚式になります。
ゲストに満足してもらうため、以下の3点を守りましょう。
2-1.演出よりもゲストへの還元率
花火、バブルシャワーなどの演出は結婚式を華やかにする一方で、凄くお金が掛かります。そのお金をゲストと共有できるものに使えば、ゲストの満足度がアップします。
お互いにメリットのあるお金の使い方として、ウェディングケーキのレベルアップがあります。ウェディングケーキは後からゲストも食べますよね。しかも、演出にも使えます。卓上花もプレゼント用品として使えます。
演出を詰め込んだだけでは、ゲストから「凄い結婚式だったけど感動はしなかったな。」と思われます。これはアットホームではありませんよね。
2-2.料理とドリンクの質をアップ
結婚式には色んな年齢層の人が居ます。その誰もを喜ばせる唯一のサービスが「食事」です。
食事が不味いと他がどれだけ良くても台無しです。料理が不味かったと言う印象しか残らないためです。もし、料理とドリンクが見劣りするのなら、他の何を節約してでもワンランクアップするようにしましょう。
そういう点で、料理の質が高いレストランウェディングはアットホームな結婚式になりやすい傾向があります。ホテルウェディングは会場そのものが高いため、まとまりはありますが、ごく普通の結婚式になりやすい傾向があります。
2-3.引き出物=感謝の気持ち
引き出物をカタログギフトにしていませんか?
カタログギフトは便利な反面、「またか。」と思われます。もちろんゲストに悪気はありません。あなたたちも他の結婚式の引き出物で「また同じカタログか。」と思ったことがありませんか?
1人1人違う引き出物を選んでみましょう。値段は一緒くらいなのに、幅広く選べることにビックリするはずです。
引き出物はゲストに渡すお礼です。そのゲストのことを考え、良いと思ったものを渡した方が喜ばれます。
3.やり過ぎはゲストを置いてきぼりにする
最近の結婚式はオリジナリティを求めすぎています。演出や余興で華やかにするのは構いませんが、それは新郎新婦のエゴかもしれません。
アットホームな結婚式に無駄なオリジナリティは必要ありません。ゲストへの感謝が伝わるのなら、ごく普通のパーティでも感動的な結婚式になります。
外国なら自宅の庭で結婚パーティしてますよね。あれって、アットホームで楽しそうじゃないですか。特別な余興も演出もありません。強いて言えば、サプライズで大きなケーキが登場するくらい。
細かい部分をやり過ぎるよりも、ゲストとの一体感を考えること。それだけでアットホームな結婚式になりますよ。
誰でも簡単に結婚式を節約する方法はこちらです。