貯金ゼロからの結婚式、自己資金1万円のウェディング。お金のかかる結婚式がどうしてお金無しで挙げられると思いますか?
その答えが「ご祝儀」。
300万円の結婚式も自己負担金はおよそ100万円になります。
しかし、ご祝儀をあてにしてはいけません。ご祝儀は人により金額が違うからです。特に気をつけなければいけないのが上司のご祝儀です。その理由をお話します。
1.上司のご祝儀はいくらくらい?!
実際に私が上司から貰ったご祝儀の額をこっそりとお教えします。私の会社は従業員70名前後の小さな製薬会社です。
- 社長 ・・・ 7万円
- 専務 ・・・ 5万円
- 工場長 ・・・ 3万円
- 製造部課長 ・・・ 3万円
- 直属の上司(係長) ・・・ 3万円
えっ?!と思われたでしょう。
世間では社長や専務クラスは10万円。上司なら5万円と言われています。それは昔の話です。実際には3万円で済ます上司が増えています。
もちろん、私たちはお祝いを頂けるだけで幸せです。そこを間違えてはいけません。私たちは「上司だから〇〇円もらえるはず!」と言う期待をしないことが大切なんです。
※余談ですが「上司って部下にいくらご祝儀を出すべき?」で検索すると「3万円でOK!」と言う記事がたくさん出てきます。上司だから給与がたくさん!と言う時代じゃないんですね。
2.上司の上司に気をつけろ!
私のように直属の上司より上の人を招待する場合は上下関係が発生します。
社長より上の額を専務以下が出してはいけません。目上の人を立てなければいけないからです。
社長がケチでケチで有名な人だったとしましょう。社長が3万円のご祝儀なら、それ以下の人は3万円も持ってこない可能性があります。
あなたの知らないところで上の人はつながりを持っています。事前にご祝儀額を相談しているものなんですよ。
あなたの会社の上の人は大丈夫ですか?
3.ご祝儀ゼロでも大丈夫な覚悟を持とう
途中で書きましたが、
ご祝儀は頂けるだけで幸せ
です。
日本の風習・常識としてご祝儀を持ってくることになっていますが、金額に決まりはありません。1万円だって良いんです。
「社長は10万、専務も10万・・・友人は皆3万。よしっ!貯金ゼロでも結婚式できる!」と考えてはいけません。むしろ、ご祝儀がゼロでも何とかなる予算にするべきです。
そのためにも結婚式の節約は大切です。結婚式は金銭感覚が麻痺しますから、平気で10万円の追加をします。実際に10万円貯金するのって大変ですよね。
当ブログでも紹介していますが、日取り等の訳ありで300万円の結婚式を150万円で挙げられるプランがあります。
こちらご祝儀の有る無しで結婚式を考えるのではなく、以下に見積もりを安くするかを考えましょう。後になってお金が足りなくなって慌てるよりよっぽど安心です。せっかくの結婚式の後に嫌な気持ちになりたくありませんからね。