結婚式はゲストが多ければお金がかかります。しかし、ゲストが少なすぎても自己負担金が増えてしまいます。結局、ベストの人数ってどのくらいなの?とお悩みでしょう。
そこで今回は、結婚式をコスパ良く挙げられるゲストの人数を考えてみました。参考になれば幸いです。
ゲストの人数で金額が変わってくる要素
結婚式にはゲストの人数により金額が上がるものと上がらないものがあります。
ゲスト人数で金額の上がるもの
- 引き出物
- サンキューギフト
- 料理、ドリンク代
- 交通費
- ペーパーアイテム
ゲスト人数で金額の上がらないもの
- 新郎新婦に関わるもの(衣装など)
- フォト、ムービー費用
- 演出・余興代
ゲストの人数で金額が上がるものの値段を高くした場合、ゲストを呼べば呼ぶほど大きな赤字になります。
大前提として、この金額を抑える必要があります。ゲストの人数を増やした場合、これ以外にも金額が上がってしまう要素があります。
1.会場費用
会場は規模によりレンタル代が違います。
私が挙げた結婚式場では、
- 50~70名部屋 84,000円
- 60~80名部屋 168,000円
でした。この価格の違いは部屋の大きさだけが理由じゃないんです。設備の違い、人件費が関わってきます。部屋が大きければテーブル数も増えますよね。テーブル数が増えればサービススタッフの人数が変わります。だから大きな部屋ほど段違いに金額が高いんです。
2.人数制限のあるプラン
結婚式場では特別な格安プランがあります。格安プランの特徴として、人数制限が挙げられます。結婚式場が運営しやすいゲスト人数にすることで人件費削減を狙っていると考えられます。
良く見かける人数制限が、
40名
50名
60名
です。70名以上はあまり見かけません。格安プランの有る無しは結婚式費用の節約に大きく関わってきます。なぜなら、見積もり時点で30~50%の割引をゲットできる可能性があるからです。契約時点で100万円以上安くできるならビックリですよね。そのくらいお得なプランなのにゲストの人数次第では申し込みできなくなっちゃうんです。
3.テーブルクロス・卓上装花
ゲストの人数が増えればテーブルが増えます。
テーブルが増えるとテーブルを飾るためのレンタル品・消耗品が増えます。
具体的には、
テーブルクロス (1テーブル1,500~3,000円程度)
卓上花 (1テーブル 5,000~10,000円)
キャンドルや演出品 (ピンキリ 500~2,000円)
1テーブル増えれば10,000円近い出費になります。1テーブルおよそ7名になるでしょう。一般的な式に比べて20名ゲストが多ければ30,000円の出費になります。
結論、50~60名がベスト
- 格安プランがある
- 安価でオシャレな会場がある
- テーブルが基本的な数
の3点から考えるに、50~60名の人数がベストと言えます。
ちょっとご祝儀的な話になるのでアレですが、ゲスト1人30,000円のお祝いがあるとしましょう。ゲスト1人に対する負担金が30,000円を超えると、ゲストを呼べば呼ぶほど自己負担金が増える計算になります。
やはり、ゲストはたくさん呼べば良いわけではありませんね。本当に親しい人を呼び、多数の人は二次会でパーティ的に楽しむ方が新郎新婦の負担が少なくてラクですよ。ゲストも二次会の費用を支払うだけで済むので助かります。