ゲストハウスで働いていた時に愛車を飾りとして使った新郎が居ました。私もかなりの結婚式にカメラマンとして参加しましたが、車を飾りに使う人は数えるほどしかいません。
しかし、改めて考えてみると愛車をウェルカムボード代わりに使うのはメリットがあったんです。新郎が車好きなあなた。必見です。
1.愛車を結婚式で飾るメリット
愛車を飾る方法は大きく分けて2つ。
- ボンネットをリボンと花で飾る
- 車の周りを花で囲う
です。ちょうど、この写真のような雰囲気ですね。↑
1-2.安いのに派手
リボン代は300円。花も持ち込めば5,000円ほど。式場で頼んでも1万円あれば飾れます。花びらを使えばもっと安く飾ることも可能です。フラワーシャワーを自分で購入し、使わない分でボンネットに散らすと良いでしょう。
普通、ウェルカムボードは5,000円前後します。大きなパズルを飾るのなら1万円以上することもあります。車を飾るのは同じくらいの値段で可能。自分たちで飾れば3,000円以下でも可能です。
しかも、誰もが注目します。
車の横で新郎新婦がポーズを取るのも良い写真になりますよ。これだけ使いやすいのにお金はほとんどかかりません。
1-3.余興・演出に使える
車なら飾るだけでなく、余興や演出に使うことができます。
Movie by:フォルトゥナ倉敷
こちらの結婚式場ではベンツのオープンカーで入場しています。同じように、ゲストハウスならお色直しの入場やガーデンからの登場で愛車を使うことが可能です。
もちろん、自分たちで考えた演出の場合は道具を持ち込みになります。無料でど派手な演出になるのでお勧めです。
TIPS:
人力車で披露宴会場に入場する場合、会場によって誤差はありますが10万円ほど必要です。
2.車を使った飾り・演出のデメリット
メリットばかりの愛車を使ったウェルカムグッズ・演出ですが、デメリットもあります。
- 天気に左右される
- 愛車に傷・汚れがつく可能性がある
- 会場の規模、形によっては不可能
特に天気に左右されるのは大変です。披露宴の時間にぽっかり穴が空いてしまう可能性があります。オープンカーで無ければ、新郎新婦の雨具を飾ることで取り入れることも可能です。しかし、写真写りが悪くなる点と衣装が汚れる可能性があります。
その場合、後日に車を使った後撮り撮影をすると良いでしょう。
実際に見た車を使った演出
私がカメラマン時代に見た車を使った結婚式を箇条書きでご紹介します。
- 新郎の愛車は古い型のビートル
- 前撮り撮影で車の前でポージング
- 教会前に花とリボンで飾った車を展示
- 車の中に2人の前撮り写真などを展示
- 披露宴終了後、車の前でお見送り
演出と言うよりは飾りで使うパターンでした。当日は車の前にゲストが集まっていたため、車と一緒に記念撮影をしました。
新郎が車好きだったため、非常に喜んでおりました。
皆さんも新郎が車にこだわっている人なら、車を使った演出を考えてみてはいかがでしょう。節約にもなるので一石二鳥ですよ!