20代前半で結婚をお考えですか?
生活のこと、将来のことを考えると結婚式にお金がかけられないでしょう。そこで目に入るのが「貯金ゼロでも結婚式が挙げられます!」と言うプラン。
何だか怪しい・・・と思いつつ、貯金ゼロで挙げられたら嬉しいな。と思いますよね。そこで元結婚式場スタッフだった私が貯金ゼロ結婚式の可能性を探ってみたいと思います。
1.貯金ゼロ結婚式の最低条件
「貯金ゼロプラン」を本気にしてはいけません。なぜなら、結婚式は100%お金がかかるものだからです。
どうして貯金ゼロにできるのか。その答えが
- 両親からの支援
- ご祝儀
- 結婚式を挙げるまでの貯金
の3つです。
つまり、貯金ゼロ結婚式の最低条件は使う額より貰える額の方が大きいことになります。
ご祝儀をあてにするのは間違い?!
ご祝儀は一人3万円が一般的と言われています。しかし、誰もが本当に3万円を包むとは限りません。1万円の人も居ます。遠方の方を呼べばお車代が必要になります。ご祝儀以上の出費になれば貯金ゼロ結婚式は失敗します。
厳しく考えるなら、
- 結婚式を挙げるまでの貯金
- ご祝儀は一人20,000円計算
としなければいけません。結婚式を挙げるまでの期間を1年とします。月々3万円の貯金で36万円。ゲストを50人呼んだとして、100万円。
つまり136万円以内で予算を設定すれば貯金ゼロ結婚式が実現すると言えます。
2.本当に貯金ゼロで挙げられる結婚式の形
では、実際に貯金ゼロ結婚式の可能性がある具体的なパターンを考えて見ましょう。
まず、上記の通り総額136万円以内であれば貯金ゼロで挙げられる可能性があります。それ以外は以下の通りです。
会費制のレストランウェディング
二次会のように、会費のみを頂く形のレストランウェディングスタイルは貯金ゼロでも挙げられます。
自分たちの衣装・サンキューギフト・ゲストへのお礼代を結婚式までの期間で揃えれば、料理・引き出物の代金を会費でまかなえるためです。
ただし、目上の人・親族を招待するのは難しくなるでしょう。
親族だけを招いた挙式のみの結婚式
挙式のみの結婚式は披露宴付きに比べて100万円以上安くなります。一番お金のかかる「料理代金」がゼロですからね。
挙式のみなら衣装代・会場代でおよそ50万円。月々の貯金額を増やす必要はありますが、貯金ゼロでも結婚式が挙げられます。
友人たちは会費制の2次会に招待することで新郎新婦の負担金をほぼゼロにすることができます。
結婚式場の少人数プラン
結婚式場では特別プランを提案しています。貯金ゼロプランもこの中に含まれます。実は貯金ゼロと書かれていなくても、負担無しで挙げられるプランがあります。
それが少人数プラン。
40名限定!衣装代・料理代込 80万円!
のような100万円を切るプランって多いんですよ。
ただし、司会者や写真が料金に含まれていません。オプションを足すと金額が跳ね上がるため、細かな節約が求められます。
ブライダルフェアで聞いてみよう
結婚式場ではブライダルサイトで紹介されているプラン以外にも様々なプランが用意されています。
まずはブライダルフェアに参加し、ウェディングプランナーに「貯金ゼロでも挙げられる可能性はありますか?」と聞いてみましょう。最初から予算を伝えていれば、追加プランを勧められる可能性もありません。
しかもブライダルフェアはブライダルサイト経由で予約すればギフト券がもらえます。せっかくなので利用していきましょう。