「結婚指輪は絶対にペアリング!しかも金やプラチナじゃないとダメ!」と思っている人が多いですが、結婚指輪に決まりはありません。
真鍮素材の手作りリングでも構いませんし、1,000円で売られているシルバーリングでも良いのです。しかし、一般的に専門店で売られている「ペアの結婚指輪」と比べればメリットとデメリットがあります。
今回は結婚指輪をペアリング以外で購入するメリット・デメリットをお話します。
1.結婚指輪をペア・素材・形にこだわらないメリット
まず、結婚指輪を自由に選んだ場合のメリットをお話します。
1-2.3~5万円の節約になる
結婚指輪をペアリングにすると、男性側は安いのに女性側は高くなります。石の有無や2本で1組とした値段の決め方によるためです。
自由に選んだ場合、男性がシンプルなデザイン。女性も石の無いシンプルで細みなデザインを選ぶことが可能になり、3万円ほどの節約になります。
もっと安くしたい方はシルバーリングを結婚指輪にすることも可能です。もちろん、錆びてしまうため普段使いに限界がありますが、これなら2本で3万円程度の価格になります。一般的な結婚指輪がセットで20万ですから、17万円の節約になります。
1-3.お互いに好きなデザインを選べる
結婚指輪を選んでいると、どちらかが妥協することがあります。「ペア」にこだわりすぎて、2人とも好みのデザインが見つからないからです。
自由に選んだ場合、当然ながら2人とも好みのデザインを選べます。
好みのデザインを選んだ場合、
- それぞれのファッションに合う
- 普段から付けていたいと思う
というメリットがあります。婚約指輪をダサいと思う夫婦が増えています。デザイン性にこだわることで、結婚指輪に対する「所帯っぽさ」を消すことができます。
2.結婚指輪をペア・素材・形にこだわらないデメリット
では、次にデメリットを見てみましょう。
2-2.耐久性が不安
結婚指輪専門店で販売されている結婚指輪の素材は、
- プラチナ
- ゴールド
- チタン
- ステンレス
がほとんどです。どれも耐久性に優れ、定期的なメンテナンスを心がければ一生使うことができます。傷にも強く、軽くぶつけたくらいでは傷付きません。
一方で安価なシルバーリングを結婚指輪にした場合、錆び・傷に弱くなります。上記の金属よりも短い頻度でメンテナンスが必要です。
2-3.飽きやすい
歳を取るとファッションもシンプルなものになります。派手なデザインのリングを結婚指輪にしてしまうと、5年後・10年後に飽きてしまう恐れがあります。
2-4.特別感が薄れる
それぞれが自由なデザインを選ぶことで「ペア感」が薄れます。
結婚式の写真撮影でもチグハグに見えますし、2人が揃って歩いていてもファッションリングなのか結婚指輪なのか分かりづらくなります。
2-5.店舗によって保証が受けられない
結婚指輪は一生ものですから、専門店舗では手厚い保証が受けられます。
- 一生、指輪磨き無料
- サイズ交換無料
- 再研磨可能
のように、無料で様々な種類のアフターサービスが受けられます。
一方でイオンなどに入っているアクセサリショップで購入した場合、アフターサービスには限界があります。シルバーリングの場合、1ヶ月しか保証期間の無いこともあります。
まとめ
最近は結婚指輪もプラチナで安いものが増えています。
宝石店では無理やり高いものを買わされそうになりますが、結婚指輪専門店なら相談しながら購入できます。ペアリングでも別の指輪と組み合わせることも可能です。
一生ものと考えれば、10万円以上の良い素材でできた結婚指輪を買うとコスパが良いですよ。シンプルなデザインでプラチナ製の指輪を探してみてはいかがでしょう。