「色んな種類があってウェディングドレスが選べない!」
その通りです。結婚式はあなたの晴れ舞台。今までで一番注目されます。誰からも「うわー、素敵だなー。」と思われたいですよね。
しかし、良いウェディングドレスを選べば自分がキレイになると思っている女性が多すぎます。実は衣装担当さんが「〇〇さんにはこのドレスじゃなくて、違うドレスの方が似合うと思うんだけどなー。」と言うケースって多いんですよ。
結婚式場に勤めていた私が、ウェディングドレスに関する本音を書かせて頂きます。
ウェディングドレスにはお金をかけるな!
どれだけウェディングドレスが素敵でも、二の腕タプタプ・・・背中にニキビでは台無しです。事実、そんな感じの新婦さんって多いんですよ。自信の無さをドレスで補おうとしても意味がありません。特に新郎側のゲストは面識が無いため厳しい目で新婦を見ています。「こいつはどんな嫁と結婚したんだ?ははーん、こいつか。」のような感じ。
ウェディングドレスに50万円使うのなら、30万円のドレスを借りて20万円を美容に使うべきです。そのために「ブライダルエステ」があるのですから。
新婦をキレイに見せるのは以下の3つ
体型を隠すよりも、体型を整えた方がドレスの選択肢が増えますよね。ドレスで着飾るのではなく、ドレスを着こなすことが大切です。そのために、以下の3点を心がけましょう。
1.ブライダルエステ
- ニキビが減る
- 肌が白くなる
- 肌のツヤが良くなる
ので、「皆からどう思われるかな・・・。」という不安が減ります。肌が黒いとウェディングドレスの白と比べられるんですよね。ブライダルエステにより肌の質が良くなるため、あなたの印象がウェディングドレスより強くなります。
「キレイなウェディングドレスだったね。」と言われるんじゃなくて、「〇〇ちゃんキレイだったね。」って言われたいですよね。
2.体調管理と運動
事務仕事をしている皆さん。運動していますか?
運動をしている人・立ち仕事をしている人・座ってパソコンの前で仕事をしている人の違いがウェディングドレス着用時に分かります。
- 二の腕
- あご回り
- 足の細さ
- 肩幅
が思いっきり違うんですよ。細いだけの人も要注意です。ウェディングドレスを着こなすには「引き締めること」が大切です。少々の体型は気にする必要はありません。嫌でもウェストはコルセットで締め上げるのですから。誰でもくびれます。
睡眠不足も要注意です。目のクマは化粧でも簡単には消えません。ドレス着用時はとにかく疲れますから、顔の血行が悪くなり顔色も悪くなります。そうならないために、規則正しい生活を心がけましょう。前日は早く寝ないとダメですよ。
3.季節
新婦の敵。それが「汗」です。ゲストから見られるわ、化粧は落ちるわ、体力は消耗するわ、良いことは1つもありません。
真夏より真冬に式を挙げた方がまだマシです。寒さは辛いものですが、汗が止まらない新婦になるより良いですよね。
思ったほど体型は隠れていない
二の腕や足の太さはグローブ・ドレスの丈で隠せると思いますよね。思ったより隠れていないんですよ。
ドレスって身体にピッタリなんですよ。ゆったりニットのように隙間はありません。グローブも肌に密着します。多少は細く見えますが、それでも隠し切れません。どうしても隠したいのなら肌の露出ゼロのウェディングドレスを探すしかないんです。
だから「ウェディングドレスで体型を隠せばオッケー。」と思うのではなく、結婚式に向けて自分を仕上げなければいけません。ボクサーが試合に向けて筋肉を作るように。その方がドレスに頼るよりずっと美しい花嫁になりますよ。
衣装さんに「本気でどれが似合うと思う?」と聞くべき
そしてウェディングドレス選びについてですが、衣装さんを頼ると良いです。衣装さんは100組以上の夫婦の結婚式衣装を選んでいます。「この人ならこれが似合うだろうな。」と分かっているんです。
「どうしてもマーメイドが着たい!」「シンデレラ姫みたいなフリフリが着たい!」と言うのなら別ですが、自分を良く見せるためのドレス選びをしたいのなら衣装さんを頼りましょう。
まとめ
物凄く太っている女性が「私を細く見せるドレスを教えてください。」と言うケースって多いんですよ。事情があって運動できないのかもしれませんし、お気持ちは分かります。しかし、ウェディングドレスにも限界があります。
ドレスについて考える前に、自分の肌や疲れ、美容意識について考えてください。その方が素敵なウェディングドレス姿になりますよ。